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選手 × 総監督 = 可能性MAX 
マイナーMLBカップ準々決勝

梅雨が嘘のように晴れ渡った日曜日。

今日はマイナーMLBカップ準々決勝です。

今年に入ってから、女子選手、男子選手、女子選手、女子選手、男子選手と

新入団選手を迎えて、なんとか単独出場を叶えた犬山リトルリーグが

準々決勝を戦うなんて夢にも思いませんでした。

選手が、父兄が、またお力添え頂いた指導者方、事務局方の単独で出場したいという思いが

ひとつになって叶えられた出場です。

ただ、我々は単独出場出来たことだけでは満足しませんでした。

“勝”

尾張ブロック予選を2位で通過し掴んだ東海大会。

1位との力の差は見せつけられたけど自分たちの力で掴んだ東海大会。

さあ、思い切って戦え!

 

対戦相手が名古屋北・南連合リーグに決まり試合開始。

先攻の犬山は初回副キャプテンのSHINの活躍で2点を先制。

しかしその裏3点を入れられ逆転を許す。

2回裏にも2点追加され2-5と3点差で序盤を終える。

3回表はクリンナップが2点を取り返す。

その裏、1回戦を勝ち上がって勢いのある名古屋北・南がまた3点を取り

4-8、その差4点。

 

選手の目は燃え滾っていた!!

 

4回表打線が繋がり一挙4点のビッグイニング!追いつき試合を振り出しに戻す。

追いついた後の失点は絶対にしたくない4回裏、ピッチャーのREONがギアを上げる。

バックも呼応しなんとか無失点で切り抜け、俄然勢いに乗る!!

終盤に入った5回、犬山はレフトSHOUHEIのビッグプレーもあり両チーム0点。

最終回、3番SHINがレフト線ツーベースで出塁。

4番キャプテンが意地のセカンドゴロ進塁打。

ランナー3塁からパスボールで欲しくて欲しくてたまらなかった1点を捥ぎ取る!!

最終回、名古屋北・南の攻撃。

足がつりそうになりながら力投するREON。

総監督がタイムを取り給水にマウンドへ。

祈る思いの父兄。

ランナーを出しながらも2アウトを取り、球数制限上限まで投げ切ったREON。

このプレッシャーのかかる場面でSHINに継投。

ブルペンで準備もせず、チームの勝ちを託されてマウンド上がったSHIN。

一人目のバッターにフォアボールで出塁を許し満塁に。

でも総監に鍛え上げられたメンタルはSHINのみならず、

選手全員が勝ちしか見えていなかった。

SHINが投げた渾身の1球を捉えた打球はファーストHARUKIの元へ。

弾いたがバックアップで近づいてきたRENのグローブへ。

そのままグラブトスでファーストベースに入ったHARUKIへ。

劇的なプレーで勝利を掴み取った!!!

 

急造チームだけど、練習試合を重ね、公式戦で急成長を遂げるチーム。

記事に名前のない選手ももちろん活躍してくれました。

諦めずに全力疾走、ボールをこぼさない。連携を覚えてきて実践できる、

声を出し続ける、ボディで止める、盗塁を刺す、、、みんなのチカラ!!

まだまだ道半ば。

登る頂は高い。

高いけれど1歩づつ。

サイコーのメンバーと。

 

来週の応援のためにのど飴買ってこよ。

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